建設用タワークレーンのビルマン・低床式ジブクレーンなど、建設機械の設計を行います。
ただ図面を描くのではなく、お客様や製造現場からの声を図面に反映していくことが重要です。
クレーンは基本的に、吊り上げる重さにあわせて大きさを決めていきます。
図面は単純に同じ図面を拡大したり縮小すれば良いという訳にはいきません。
サイズの変化によって形・構造・重量・力を伝える最適な接続方法などを考え、調整しながら設計しています。

入社してすぐの製造現場での研修で、作業者の方から「ものづくりは図面がなくては出来ない」と図面の重要性を教わりました。
理論的には理想の図面でも、実際に作りにくければ良い図面とはいえません。
理想と現実の間をうまく埋める事が大事です。
仕事をするうえで、探究心をもって知識を深めていくことは大切であり、楽しくもあると感じるところです。
初めて設計した50m以上のクレーンが動いた瞬間を見たときの感動は忘れられません。

会社と、そこで働いている人や職場の雰囲気などをしっかり感じ取ることが大切です。
キタガワには社員同士が相談しやすく、周りのサポートがあるおかげで、心置きなく挑戦できる環境があります。
仕事は、みんなで一丸となって取り組めば楽しいですし、大きな壁も乗り越えていけます。
働く上で、仕事選びも大切ですが、「どんな人と一緒に働きたいか」も重要だと思います。

就職活動についてネットで調べると服装や話し方などたくさんの情報が出てきます。
それはあくまで一例であり、全てを倣う必要はありません。
大切なのは、自分の言葉で熱意を伝えることです。
私は、服装などの外見ではなく、「私の中身をみてよ！」という気持ちで就職活動をしていました。
皆さんもそうして活動していけば、自分にピッタリな会社と巡り合えるはずです。